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ワイワイタイランド.COM >  コラムカテゴリ >  ラブラブ やすだ先生 >  【相談】国際結婚の入管審査をスムーズにする方法

【相談】国際結婚の入管審査をスムーズにする方法

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東京で働いている30代の日本人男性です。このたびタイ人女性と結婚することになりました。ごくごく普通の恋愛結婚ですが、本当の結婚でも入管の審査が非常に厳しいと聞きました。そして一度入管で結婚不許可になると、それを覆すのは非常に大変だとも言われました。当然ながら私は入管での審査を経験したことがありません。私たち二人にはどこにもやましい気持ちはないので、何が大変なのかよくわかっていないのが実際です。しかし私たちの普通の結婚が理由もわからず不許可になっては困ります。入管での審査はいったいどのようなものなのでしょうか。何が大変なのでしょう。入管での審査をスムーズにする方法を教えてください。

 

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初めに御結婚おめでとうございます。お客様のケースでは、奥様となるタイ人女性が既に日本に居住していれば、在留資格変更許可申請が必要となり、タイ人女性がタイに居住していれば、在留資格認定証明書交付申請が必要となります。これらの申請は「日本人の配偶者等」という在留資格を取得するためのものであり(以下「配偶者ビザ申請」といいます)、日本国内にある入国管理局に対して申請をします(簡単に言いますと入国管理局から許可を頂く手続です。)。
お客様のお考えのとおり、入国管理局への申請手続は複雑で時間を要する手続でありますので、やはり一度の申請で確実に許可を取得することが重要です。但し、一度目の申請で不許可になっても、二度目の申請で許可が取れなくなる訳ではありませんので心配はいりません。しかし、手続に要する時間や手間・負担を考えると、やはり一度の申請で確実に許可をとることが賢明であります。
配偶者ビザ申請では、以下の事項がポイントになると考えられます。
(1)お二人の結婚が真実であることを入国管理局側へどのように説明するのか
(2)客観的に見て、お二人の結婚が真実であると判断できる書類を作成することができるか否か
配偶者ビザ申請では、申請書の他に質問書という書類を作成する必要があります。質問書は、お二人が結婚に至った経緯などを記載するものであり、入国管理局に対して「結婚が真実のものであること」を説明することができるものです。従って、質問書の内容は詳細を記載することが大事であり、出会った経緯なども正直に記載し、時系列で解り易く記述するように心掛けてください。
その他、申請書に添付する疎明資料も重要で、例えば、御両親様とお会いしているのであれば御両親様と一緒に撮った写真を提出したり、場合によっては、御両親様に請願書や嘆願書などを作成してもらい、これを提出してもいいでしょう。また、既に奥様が妊娠されているのであれば、医師の診断書を添付しましょう。資料をたくさん添付すれば良いということではありませんが、できる限りの資料を提出し、客観的に見ても真実の結婚であるということを証明することができれば、必ずや許可が出ると思います。
もちろん、配偶者ビザ申請手続の経験が豊富な専門家に依頼することによって手続をスムーズに進めることも可能です。

 

 

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