地方都市のホスピタリティと高級感
バーではネット接続が可能
ツインベッドルーム
ロビーはやや暗いが広くて立派
ベッドは広く、寝心地は悪くない
ナイトバザールやバスターミナルが近い
バスルームは清潔に調えられている
チェンライの街は夜になるととても静かだ。街並みは全体的に明かりが落とされて歩くのも怖い。そんなとき、繁華街の中心にあるワンカム・ホテルは便利だ。
最寄りのショッピングセンターまで30秒、ナイトバザールへは徒歩2分と、観光名所以外は歩いて5分圏内といった感じの至便の立地を誇る。ここより高級なホテルはあるが、どこもリゾートホテルの構えとなり、繁華街からは遠く離れているため歩いて中心に向かうのはやや厳しい。
料金的に見ると中級のカテゴリーに区分されるが、かつてはチェンライ一の高級ホテルだった。その名残りで部屋は充分に広く、ベッドはサイズも手頃で寝心地もいい。備え付けのテレビではNHK放送も見ることができる。改装したとはいえ造りそのものが古いので全体的に暗いし装飾もシンプルだが、それも地方都市の味わいと思えば納得できるだろう。バスルームも新築の都市型ホテルに比べれば極めて基本的な設備しかないが、いつも清潔に調えられているし、お湯がたっぷり大量に出るのがうれしい。
ただし館内はすべて禁煙で、吸うときはテラスか外へ出なければならない。灰皿はまったく用意されていないので、喫煙者はご留意を。さらにドアの造りが薄いのか、朝はあちこちの部屋からモーニングコールのベルの音が聞こえて少々うるさい。チェンライまで旅行に来て朝寝する人は少ないだろうが、ゆっくりしたい人は気になるだろう。
それでも価格から見たコストパフォーマンスは高い。歴史ある都市の伝統を感じるにはいいホテルだ。
ワンカム・ホテル
Wangcome Hotel
住所 869/90 Pemavipat Rd. Chiang Rai 57000
電話 (053)711800, 711811
アクセス バスターミナルから徒歩5分だが、空港は市街中心部から車で15分くらいとやや離れているのでタクシーを利用する。
料金
季節によって変動するのでHPを参照。
HP http://www.wangcome.com/