【相談】タイから芸能人を呼んでイベントを行うには
■質問
こんにちは！ 私はタイの芸能が好きで、今度タイ人のミュージシャンやダンサーを呼んだイベントを日本で行いたいと思っています。しかしビザの問題がありますよね？ どのようなことに気をつけたらよいでしょうか？
■答え
サワディーピーマイカップ！ 皆さま、今年もよろしくお願いします。
「絶対に行きますからイベントの情報を教えてください！」ということを先に申し上げますね。よろしくお願いします。
これまで複数のタイ人アーティストの招へい手続きを行いましたが、彼らのステージを見ると思わず涙が出てしまいますね。やはり手続きを行うと、それだけ思い入れが強くなるものです。楽しみにしています。
さて、ステージに出演するタイ人アーティストの招へい手続きを行う場合、次のことに気を付けなければなりません。
１．アーティストのキャリア
２．イベント出演契約、イベント会場に関する契約等の契約関係
３．アーティストに支払われる報酬
４．イベント会場はどのような場所か
５．イベント日程
６．どのような団体がイベントを主催し、実行するのか
タイ人アーティストが日本のイベントステージでパフォーマンスをする際、「興行」というビザを入国管理局に申請し、許可を得なければなりません。「興行」といっても種類が複数あり、その条件も様々ですが、上記内容を適正に整えていけば許可を得ることが出来ます。
また、上記内容によっては「短期滞在」という旅行等で使用されるビザでもパフォーマンスを行うことが可能なんですね。すると、タイ人は15日以内の滞在であれば何も手続きがいりません。
しかし上記内容は直接イベントの内容や趣旨に直結するものです。よって「行いたいイベントが何なのか、どのようなアーティストを呼びたいのか」を明確にする必要があり、それに合わせて上記内容を整えていくことが得策です。まずはそちらを教えて頂けると助かります。
しかし、イベントには予算がありますね。「上記内容を整えるのには予算が足りない」という可能性も考えられます。そのようなとき、上記内容にとらわれない「短期滞在」のビザで出演させられるイベントを検討する必要があります。しかし適法か違法かの見極めは専門家に相談した方が良いでしょう。
まずはイベントに関して具体的な準備を進めていく前、行いたいイベントのイメージが出来た段階ですぐに専門家に相談してください。すると行いたいイベントを成功させるために整えなければならない条件が示されると思います。すると条件を満たすのにどれだけの予算が必要か分かりますね。そうすればイベントの開催まで回り道をする必要がありません。予算の都合からイベントの趣旨を大きく変えなければならない場合、準備を進めすぎると手遅れになる可能性があります。よってタイ人アーティストの出演が必要なイベントを開催したい場合、早めの専門家への相談をお勧めします。
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