【話題】ムエタイファイター「BOM SPORTS GYM Tokyo（東京都・武蔵野市）」
【名称】Bom Sports Gym
【住所】東京都武蔵野市中町1-5-8-B1
【アクセス】https://maps.app.goo.gl/m1DdwAoTmh3ffdZj6
【電話】0422-60-2286
【時間】月-金11:00-22:00 土日祝10:00-15:30
新宿から中央線に乗って「三鷹駅」を下車した。駅から歩いて数分のところにBom Sports Gymはあった。階段を降りていくと大きな掛け声とミット打ちの音が聞こえてきた。女性の会員さんも多く、明るく広々とした清潔なジムだ。今回は2名のトレーナーからタイ本場のムエタイを指導していただいた。まず一人目はタイ人のトレーナーだ。バンコクのルンピニスタジアムで第二位になった戦績を持つアユタヤ出身のビー先生だ。ビー先生から基本的なパンチとキックの動きを教えていただいた。練習生が飽きないように楽しみながら指導をしてくれ、初心者でもとても分かりやすい指導方法だ。そして二人目に現れたトレーナーが凄い。日本人初のラジャダムナン・ルンピニー統一王者の吉成名高選手だ。小学校6年生からタイに行きムエタイの試合をしてタイ本国のムエタイの二大殿堂を制覇してしまったチャンピオンだ。なんと！このジムでは吉成選手が直接指導するクラスもあるのだ。吉成選手の肘の技が物凄いということで、肘打ちを教えていただいた。肘打ちは体全体を使って腰を回す力で打ち込む。手先だけで打とうとするとカクカクしてしまうので、肩の力を抜いてリラックスした状態で肘をしっかり鋭角に尖らせた状態で脇を締めるように回転させるのだ。この時にまだ秘訣がある。右肘打ちをするときには、いきなり肘打ちをするのではなく、まず肘打ちをする右手で相手が防御している腕を払うのだ。もう一度言おう。右肘打ちをするときには、まず右手で相手の防御をはたき落とすのだ。決して左手ではたき落として右肘打ちではない。これで目にも止まらぬ速さで相手に打ち込めるのだ。素晴らしい秘密がここにあった。肘打ちの場合は、相手に当てるためにパンチの時よりも前に踏み込む必要があることを忘れずに。右肘打ちの場合は左足を前に踏み込みながら打つのだ。吉成選手のミドルキックも凄い破壊力。腰から上に突き上げる感じだ。ミットを持って受ける側の腕が赤く腫れ上がるほど。
ここは凄いジムだ。これは格闘技をやっている人でなくても、タイファンの人には是非とも知っていただきたい情報だ。Bom Sports Gymはボディメイクをしたい人から世界レベルの技術を修得したい人まで満足させられる世界レベルのジムなのだ。
