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ワイワイタイランド.COM >  コラムカテゴリ >  助けて!いわおか先生 >  【相談】コックがタイマッサージ店を開業できるでしょうか?

【相談】コックがタイマッサージ店を開業できるでしょうか?

img_q私は日本に住むタイ人男性です。5年前、コックとして就労VISAで日本に来ました。タイ料理店で一生懸命働いて、お金が貯まったので自分のお店を持ちたいと思っていますが、タイ料理店ではなく、タイマッサージのお店が開きたいです。
就労VISAでの開業、さらにVISA申請した内容と違った業種で開業することはできますでしょうか?教えて下さい。

img_aあなたの現在のVISAの種類は「技能」であると思いますが、あなたが新たに会社を設立してタイマッサージのお店を経営する場合は「投資経営」というVISAに変更する必要があります。

あなたは今までの自分の仕事内容(調理師)と今後経営する事業の内容(タイマッサージ)の違いに不安を感じているようですが大きな問題はありません。
入国管理局が投資経営VISAの審査をする場合に重要視することは、その事業の安定性や適法性だと私は考えます。日本に置いて違法な事業であれば在留資格が許可されないことは当然のことですが、在留資格を許可してもすぐに事業の継続が困難になることが予測されるような会社では入国管理局としてもVISAを許可することはできないでしょう。

では事業の安定性とは何をもって判断するのかという疑問が生じることと思いますが、私はその事業が実現可能な事業なのか、また今後収益を上げていくことが可能なのかということではないかと考えます。そのような意味では今まで経験した仕事と新しい事業に関連性があることはプラスになると言えるでしょう。しかしこれから行う事業に対して経験がなくても情熱と研究心があればその事業を軌道に乗せることは十分に可能です。今まで会社員をしていた人がラーメン屋さんなどを初めて大成功をしている例を沢山あることがその証明と言えるでしょう。

従ってあなたが今後行う事業の実現性および安定性を入国管理局に理解してもらえれば在留資格の変更は十分に可能であると思います。但しその説明が不十分であったりすると不許可になってしまうこともありますので専門家に事前に相談をすることをお勧めします。