タイの青と言えば、アンチャンの花を思い浮かべるでしょう。真夏の暑さの中、このサファイアブルーのひんやりした湖が涼を運びレモンのしずくが夜明けのアメジストの空を映し出す、お洒落な夏の一皿、泰青涼麺。
1. 具材の下準備をする。イカの下茹で、野菜、果物類のカットをする。
2. たれを作る。
たれ①はすべての材料を合わせて一度煮てから冷蔵庫でひやしておく。
たれ②は熱い鶏がらスープ に、アンチャンのドライか、ティーバッグを入れて青い色にする
3 肉みそを作る
フライパンにごま油を入れ、火にかけ、にんにく、生姜、赤唐辛子を炒め、香りが出たら、豚ミンチを入れて炒める。肉に火が通れば、ココナッツミルクを加え、ひと煮たちさせ、タオチオとナムプラーで味を整える。あら熱が取れるとすり鉢かミキサーでなめらかにする
4. 麺をゆでて、冷水でさらし、氷水につけて冷やす。
お皿に冷えた麺を盛り、真ん中に肉みそを置く。周りに彩りよく具材を並べネギとパクチーと炒りピーナッツを散らす。
まず、たれ②を麺の外周囲にくるりと回しかけ、青い湖に浮かぶ涼麺の島を眺める、次に、たれ①を全体に回しかけ、さらにレモンを絞り、青が紫に変わる様子を楽しむ ナムプリックナムプラーはお好みで
レシピ・写真:北野和枝
大阪にある一軒家スタイルのタイ料理割烹「アーティストプリック」のオーナーシェフ。アメリカで初めてタイ料理に出会い、魅せられ、アメリカでタイ料理を修行。日本の旬の食材を積極的に取り入れながら日本ならではのタイ料理を作る。食を通じて異文化交流、世代間の交流活動をしています。
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